学生募集
皆さんのアイデアが新しい研究の扉を開きます。
「吸着」と「ナノ空間」の物理化学は、基礎化学の面からも非常に興味深く、発展性のある学問分野です。皆さん、この興味深いナノワールドを一緒に探求しませんか?
学生募集
(当研究室の入学希望者の皆さんへ)
当該研究室は、大阪大学大学院理学研究科化学専攻の基幹講座として、博士課程前期(修士)課程および博士課程後期(博士)課程の学生を受け入れています。大阪大学理学部化学科の出身者はもちろん、他大学の出身者や物理化学を専門としない学生諸君も歓迎いたします。当研究室に興味のあるB4学生、大学院生は、気軽にこちらまで連絡してください。
【連絡先】
教授 上田 貴洋
電子メール ueda*chem.sci.osaka-u.ac.jp
(メール送信の際は*を@に置き換えてください)
TEL/FAX: 06-6850-5778
なお、入学試験の詳細については、大阪大学大学院理学研究科化学専攻のホームページを参考にしてください。
アドミッションポリシー
(求める学生像)
研究はいつもうまくいくとは限りません。どちらかといえばうまくいかない方が多いのです。壁にぶち当たったとき、自分の考えをもって難題に取り組むことが重要です。そのためには、明るく元気で、何事においてもポジティブシンキングできることが必要です。つまり、研究することが好きであり、好奇心と意欲、そして熱意をもって研究に取り組める方を求めています。
また、研究は一人ではできません。助けたり助けられたり、人と人との関りの中で成熟されていくものです。したがって、他の学生、研究者、教員など周囲の人々と積極的に意思疎通をし、良好な人間関係を築くことのできるコミュニケーション力が必要であることは言うまでもありません。
研究室について
研究活動においては、研究背景を理解し、問題点を浮き彫りにし、適切な作業仮説に基づいて、実験・観察を行う必要があります。また、得られたデータを適切に解析処理し、研究目的に照らした適切な議論を行い、新しい発見を学術論文としてまとめて発信することが要求されます。そのためには、日頃から関連する論文に目を通し、幅広い学術情報の収集にあたるとともに、自身に足りない学問的背景を補うための学習も必要になります。研究室で過ごす時間は限られています。各自が明確な目的と問題意識をもって、研究室での生活を送ってください。
研究室では、1週間に1回、研究室セミナーを行います。ここでは研究の進捗状況報告や最新の論文紹介(雑誌会)を行います。また、春と秋には関連する学会に参加し、研究発表を行います。半年に一度は何らかの学会発表を行うことを目標に、研究に取り組んでいただきます。主な学会は、日本化学会春季年会、分子化学討論会、コロイドおよび界面化学討論会、日本吸着学会研究発表会です。